この記事ではX(Twitter)におけるシャドウバンとうはどういうものか理解を深めていただきつつ、チェックから解除、予防、対策の方法までしっかり解説していきます。
X(Twitter)のシャドウバンとは?
X(Twitter)におけるシャドウバンとは、Xの運営側からユーザーに対するペナルティのひとつです。
ペナルティにも様々あり、大きく2通り①公式に発表されているものと②公式に発表されていないものがあります。
①は主に凍結、永久凍結、3日間制限などがあり、シャドウバンは②に該当します。
シャドウバンは公式に発表されているペナルティではないため、明確な判断基準は存在しません。ですが、これまでのわたし自身の経験やまわりのユーザーの体験談から可能な限りの情報をお伝えしていきます。
シャドウバンのよくある症状は以下のような感じです。
- ポスト(ツイート)したのにいつもに比べて全然反応がない
- リプライしたのに隠されている
- X(Twitter)の検索結果に表示されない
わたしの経験上、一番違和感を感じるのがひとつめの投稿への反応ではないかと思います。
このような状況になったらシャドウバンを疑ってみても良いと思います。
シャドウバンになる原因
最初にお伝えした通り、シャドウバンは公式には存在しないものとされているため、原因も明確に発表されているわけではありません。
ペナルティを受けているわけですので基本的には、X(Twitter)の運営側に「良く思われていない」「不適切だと判断されている」ということになります。
これらが前提にはなりますが、いくつか原因になりうるものを紹介します。
短時間に多量のアクション
シャドウバンの原因として一番に疑われるのがこれです。
短時間にいいね、リポスト(リツイート)、フォローなどのアクションを多量に行うことによってX(Twitter)側に機械的(=不適切)な動きだと判断され、シャドウバンになります。
特に判定が重い(厳しい)アクションは↓の通り。
- フォロー
- フォロー解除
- いいね
- リポスト(リツイート)
不適切な投稿
ポスト(ツイート)やリプライの内容に不適切なフレーズや表現が含まれている。
また、自分自身の投稿ではなくてもこのような内容が含まれる投稿をリポスト(リツイート)した場合にも対象になる可能性があります。
不適切なフレーズや表現の基準がどこなのか、気になるところではありますが、やはり基準が明確になっていません。
原因不明の巻き込まれ
X(Twitter)では日々大量のスパム(迷惑)アカウントが湧いてきます。
当然、運営側ではそういったアカウントを取り締まり、排除する動きが起こります。
いっきに数十人から数百人のフォロワーが減って何事かと思ったら、一斉に大量のアカウントが凍結しているということも珍しくありません。
こういったタイミングで、特に不適切な動きや投稿もしてしていないのに、原因不明のまま巻き込まれて凍結されたりシャドウバンになるケースも過去にありました。
こういった場合、基本的には何もせずに待つことしかできず、場合によっては1ヶ月以上待っても解除されないという話も聞いたことがあります。
さすがに1ヶ月以上解除されない場合は、残念ですが一旦諦めて、新しいアカウントを作り直してそちらで運用する方が良いかもしれません。
ただ、数カ月後に解除されたという話も聞きますので、凍結されない限り復活する可能性はあります。
最初にも書いたとおり、公式に発表されているペナルティではないためまだまだ不明な部分が多いのが現状です。
シャドウバンになっているかどうかチェックする方法
fromコマンド検索
現状一番確度の高い方法はX(Twitter)のfromコマンド検索機能を使う方法です。
下記の記事で詳しく解説してますので参考にしてみてください。
シャドウバンチェックツール
X(Twitter)のシャドウバンをチェックするツール(Webサイト)が存在します。
ただ、XのAPIの影響等で正常に動作していないこともよくあり、精度的に疑問が残る状況でもあるため、あまり鵜呑みにしない方が良いかもしれません。
このツールは参考程度に捉えて、前項で紹介した「fromコマンド検索」を使う方法をオススメします。
シャドウバンを解除する方法
前項でシャドウバンになっていることが判明したら、次は解除の方法です。
3~10日何もしない
まずは丸3日程度、投稿もいいねも何もせず、1日おきくらいにシャドウバンチェックをしながら様子をみてみましょう。(ログインして閲覧するくらいは問題ないと思われます。)
程度が軽ければ早くて丸1日程度で解除されることもあります。
おおむね3~10日で解除される場合があります。
不適切な内容の投稿を削除する
基準は明確になっていないものの不適切と思われる内容が含まれる投稿やリプライを削除していきます。
参考までに、センシティブ、攻撃的、政治的な内容などはリスクが高いです。
自分自身の投稿を効率よく見つけ出すにはコマンド検索が便利です。
X(Twitter)の検索窓に↓のコマンドをコピペして検索します。
※ユーザーIDのところはあなたのID(@○○○)に置き換えてください。
from:ユーザーID
リポスト(リツイート)に関してはコマンド検索では出てこないので、自分自身のプロフィールページのタイムラインをさかのぼっていくしかないと思われます。
コマンド検索について詳しくは↓の記事を参考にしてみてください。
解除申請
以前はX(Twitter)のヘルプセンターから問い合わせると解除が早まることがありました。
ですが、2024年3月現在、X(Twitter)そのものが変革期にあることもあるせいか、ヘルプセンターの構成や仕様も変わってきており、解除申請が事実上できない状況になっています。
今後どのような動きになるかはわかりませんが、また変化があればこの記事も更新していきたいと思います。
シャドウバンにならないための予防と対策
一番の予防はやはり下記のようなシャドウバンの原因となるようなことをしないことです。
- 短時間に多量のアクション
- 不適切な言葉や表現
クリーンなアカウントを目指しましょう。
もうひとつ、アカウントを開設してからの年数が長いほどアカウントの強度が上がり、凍結やシャドウバンにもなりにくくなると言われています。(あくまで一般論です。)
一度アカウントを作ったらクリーンに丁寧に大切に育てていくことをオススメします。
X(Twitter)におけるシャドウバンのチェック・解除・予防・対策の方法まとめ
シャドウバンに気づかずに不適切な動きを続けていると凍結や永久凍結のリスクも高まります。
違和感を感じたら、あるいは問題なさそうでも定期的にシャドウバンチェックを行うと良いと思います。
コメント